「orand」

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【どっちかよりどっちも

「選択と集中」。多くのビジネスマンが

この言葉を耳にしているはずだ。効率的に

仕事をこなしていく上で大事な考え方かも

しれない。しかし、僕は小さい頃からこの

言葉に疑問を感じてきた。

そして、この言葉を使う大人を見て

「かっこわるい」と思ってきたのだ。

 たとえば、欲しい車があったとする。

すると普通の人はこう考える。

欲しい車が高いので、その分趣味に

使うお金を減らす。または、食費を

削る。飲み代を削るなどなど。

何かを欲したり、なにかを選択する時

多くの人が「or」を用いる。

この発想でいくと、ほとんどの人の

人生は満足いかないものとなる。

何かを手に入れるために何かを失う

のだから。

しかし、世界には、全てを手に入れて

いる人も少なくないという現実も知っている。

なぜそうなっているかというと、そういう

人たちは思考パターンが「or」ではなく

「and」なのだ。

先ほどの例えで考えると、欲しい車が

あった場合、収入を増やそうとする。

プライベート「も」充実させ続ける為に。

そうすることによって、欲しいものが

増える度にその人はレベルをあげ

面積を増やして行くのだ。

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【像

よく聞く話だろうが、僕は実体験を

したので、その話を紹介したい。

中学生のイギリスに留学していた時代

ちかくの街に移動サーカスが来ていて

そこに遊びにいった時の話だ。

その移動サーカスは想像通り動物を

使ったパフォーマンスがあった。

その中に、生まれてはじめて生でみる

大きな大きな像がいたのだ。その衝撃と

いったら夢に出るレベルのものだった。

そんな像がいろいろ曲芸をやるという

想定範囲内のサーカスであったが、僕は

像の足についている鎖の存在が気になり

途中から集中できなくなっていた。

像の足にまかれた鎖の先が切れていたのだ。

このまま像が暴れるのではないかと

ヒヤヒヤして見ていたがついにその時は

訪れなかった。サーカスが終わり、僕は

ピエロにそのことについて問いただした。

「あの像の足についてる鎖が切れてたこと

知ってる?びっくりしたよ」と。

そうするとピエロは僕にこう言ってくれた。

「あの像さんはうちのサーカス団が赤ちゃんの

頃から育ててるんだ。赤ちゃんの時は本当に

あの鎖が木にくくられていて、像は自由な行動

をすることができなかったんだ。それであの

像は自分が鎖に繋がれて動けないことを

“学んだ”んだ。あの像が大人になった今でも

鎖をつけているだけで、あの像は自由がきかない

と思い込んでいるんだよ」って。

恐ろしい話だ。子供ながらに像さんかわいそう

と心を痛めた記憶がある。

そして、自分が大人になって

人間もさほど変わらないことに

さらに恐怖を覚えた。

何かを得るためには何かを捨てなくてはならない。

そうやって“学んだ”結果、何も手にする事なく

、手にした分だけ何かを削って幸せになれない

ように洗脳されている気がする。

あなたの足には鎖はついてませんよ?

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