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安室奈美恵さんのライブに行ってきました。
日本人とは思えないダイナミックなライブで
その曲をほとんど知らない僕も思わず興奮
しました。
日本トップレベルだろうダンサー９人を
従え、その中央に君臨する安室奈美恵さんの
圧倒的な存在感には鳥肌が立った。
ライブ中の２時間、トークがなく
ハードな曲が連続で流れる。
その間、ダンサーと同じ動きをしながら
歌う。
彼女は神様から沢山のギフトをもらった
と思う。スタイルは抜群だし、顔もキレイ、
運動神経もよく、歌もうまい。
僕は熱狂的なマイケルジャクソンのファンだが
こういった１流の人間をみるといつも思う。
ダンサーは適当にダンスをしているわけではない。
世界一を目指し、寝る間も惜しんで練習している。
歌手だって、喉に細心の注意を払いながら毎日
血の滲むような練習をしている。
ではなぜ、その両方を手にしている人が
世の中にいるのか。
単に恵まれているというだけではないような
気がする。
大きな木はそれを支えるだけ深く
根をおろしているという。
圧倒的な存在であるためには
この『根』の部分が大切だ。
２時間の間歌いながら踊るという
のは付け焼き刃では絶対に不可能だ。
最高のパフォーマンスをするためには
余裕があるくらいの体力と鍛錬が
必要だ。これは、センスの問題ではない。
積み重ねた経験と努力の結晶だ。
以前、プリンスホテルで働いている
友人がマイケルジャクソンが宿泊した
ときのことを話してくれた。
友人がマイケル外出時に、部屋の清掃に
入るとカーペットに大きなシミが
あったそうだ。それはバケツを
ひっくり返したような量で思わず
友人は下の階に水漏れしてないか
確認しに行ったほどだという。
友人はその真相を知るべく、
スタッフの人になぜ床を濡らしたのか
聞いた所、スタッフはカーペット代を
手にこういったそうだ。
「マイケルは練習の虫なんだ。
部屋にいるときは新しい振り付けを考え
たり、ツアーのダンスの確認など
何時間も同じ場所で踊っている」と。
キングオブポップと言われようが、
歌姫と言われようが、その地位や
名誉に感けず、彼らは常人では
考えられない様な努力をしている。
だからこそ、とてつもないカリスマ性を帯び、
世界中にファンができるのだ。
経営者も同じだ。
そこまでするからこそ、従業員や
お客様がついてくる。手を抜いた途端
３流のパフォーマーと同じになる。
自分でどんどんハードルを上げて
もっとすごい、もっと輝いている
自分になれるように、日々研鑽
しよう。
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